調理機器はIH?それともガス?
掲載:2017年01月09日
調理機器の選定について、どちらがいいか?とよく聞かれますが、どちらも良い面、注意点等があるので、住まい手さんの暮らし方、考え方が重要になります。
なので、その選定するための考え方を少し書かせてもらいます。
弊社では、以前はどちらかというとオール電化のお客さんが多かったのですが、東日本の震災後、オール電化を希望されるお客さんが少し減ったように思います。
CMなどでも頻繁に取り上げらりていたオール電化ですが、最近は目にする機会も減ったように思います。
電気=原発=悪、みたいな感覚が少しあるのかな?って思います。
だからと言ってIHが良くないということはなく、メリットを多くあります。
まず、掃除のしやすさについては、ガラス面のみのIHのほうがしやすいと思います。
掃除がしやすく、毎日綺麗なキッチンは気持ちがいいものだと思います。
写真は築十年のオールメタル対応IHクッキングヒーター
特別な事はしなくても、ある程度綺麗な状態を保つことが出来ます。

ただ、鍋や、フライパンが汚れていたり、以外にも濡れているだけでも、そのまま使用するとガラストップ面に茶色く跡がついてしまうことがあります。
これは、アクリルたわしに中性洗剤をつけてこすったりすれば取れますが、こびり付いてしまうと水拭きでは取れないので、こまめに掃除することはやはり大切だと思います。
ガラストップは綺麗ですが、フラットなだけに余計汚く見えることもあります。
調理機器とのしての性能はというと、私のようなあまり料理をしないのであればIHでなんのストレスもなく調理をすることが出来ます。
実をいうと我が家はIHを使用しています。
掃除が楽=片付けが楽ということでとても重宝しています。
ただ、料理が得意な方や、料理をするのが好きな方にはガスを勧めています。
器具の価格によっても違うので、トップ部分の比較は抜きにしても、ロースターの性能はガスコンロの進化が勝っていると思います。
あと、IHクッキングヒーターには人体に対する電磁波の影響を懸念する声もあるので、それを理由にガスを選択される方も多いです。
それについては、私の知識では何とも言えませんが、我が家も妻の妊娠中などは電磁波を遮断するエプロンを付けて調理していました。
それと、鍋やフライパンなど、お気に入りのものを使えるという意味でもガスを選択する方が多いように思います。
というのも、面で接して発熱させるIHの調理器を使用する場合、鍋などはある程度消耗品として考えることが必要だと思います。
鍋の底が熱などで変形して、変形したままで使用すると、面ではなく点で接するようになるため、その点に発熱するためのエネルギーが集中するためIHが故障することがあります。
ガラストップを外して、部品を交換することはできますが、数万円かかるので、IHクッキングヒーターを使用する場合は鍋の底はフラットかどうかは時々確認したほうが良いと思います。
そして、IHを選択する大きな理由として、オール電化にしてランニングコストを抑えるという事があると思います。
それには、給湯器具との組み合わせが関係してくるのですが、それはまた次の機会に。
最後に、私個人的な意見としては、今はガスのほうがいいな~って思います。
それには、今、自宅がIHなので、最新のガス器具を見るといいなって思う事と、
給湯器との組み合わせにしても、今はガス給湯器のバリエーションが多いことから、暮らし方に合わせて、さまざまな提案ができるという建築屋としての都合という事もありますが…。
とりとめのない話になってしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。
石牧