建て替え工事である中区鴨江町の現場では、解体時に柱など数本を抜き取り、新しい家で再利用しています。
「壊すとこは見たくないな~・・・」
解体日の朝、建て主さんがそう言っていたのがとても印象に残っています。
今回はそんな思い出がたくさん詰まったお宅の和室に使用されていた柱を、棟を支える棟束や廊下部分の化粧梁に使用しました。
着色など一切せず、当時の傷や汚れもそのままに使用しました。
時が刻まれたその質感は新品の材料で表現できるものではありません。
新しい家で、新しく増えた家族と共に、新たに時を刻んでいってくれる事でしょう。